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ゲーム日本では,かつて,昭和59年ころからでしたか,熱闘12球団プロ野球というゲームがシリーズ化されていました。
これは,アメリカのAPBAからライセンスを受けて発売していたもの。
当時,会社の昼休み中に同僚でペナントレースをやっていたことがありました。
そこで,思い立って,去年のデータカードとルールを購入しました。
2年前は,ライバルのstrat-o-maticを買ったので,今年は,APBAを購入しました。
標準ルールはいたってシンプル。
まずは,和製APBAのルールをご存じない方にルールを簡単に説明しましょう。
打撃は,さいころ二つ振って,(11から66まで)結果を,選手カードにあてはめます。
選手カードには,1から(確か)40まで???の数字が書いてあり,これが打撃結果。
打撃結果は,打撃結果表に書いてありますが,ランナーの状況,守備力,投手のグレードに応じて変化します。
例えば,「ファーストランナーは2塁アウト,バッターはセーフ」などと書いてあります。
1打席基本一振りで決まるので,一試合10〜15分で終わります。
投手は,E(悪い)からA(良い)までのグレードでレーティングされます(A&C,A&Bというより高いグレードも一部存在)。ランクが良ければヒットが出にくくなります。このほか,HRの打たれ安さ,三振・与死球の多さ少なさについても,評価されています。
例えば,Wのランクつき投手は四死球が多い投手ですが,「三振(Wは四球)」などと打撃結果表に書いてあります。
さて,ご本家の方ですが,標準ルールは若干日本版と異なっています。
まず,投手グレードのEが無いところが大きいところです。
打者は,結果が二重になっている打者がおり,2DRして結果が0の場合は,第2コラムでふり直して決めるということになります。
上の写真は,三冠王のミゲル・カブレラですが,最初22を振ると0なので,ふり直します。
結果が41なら打撃結果は8です。
次に,上級ルールですが,基本ルールのシンプルさを生かしたままやや詳細になってます。
まず,投手グレードは1から30までの数字で表されます(30が最良)。ただし,打者カードで修正されます(利き腕が同じ場合に打者に不利に作用することが多い)。
ダルビッシュのグレードは下の()内11です。XYは三振率が多いこと,Wは四死球が多いことを示しています。
このほか,詳細な点は,タッチアップ,ヒットでの追加進塁,盗塁などの要素がサイコロ判定できる場合がある点です。
守備陣の肩と走塁能力などによって進塁の可能性が変わってきます。
イチローはシーズン途中でシアトルからヤンキースに移籍しましたが,カードはヤンキースのものしかありませんでした。
ちなみに,1の結果は,ホームランですが,ホームランに強い投手ならばツーベースに修正される可能性があり,6の結果はホームランを打たれやすい投手なら,ホームランになってしまう可能性があります。
遊びやすそうなので,軽くプレイしてみようと思います。